那須歴史探訪館とはどんなところなのか? 見学してきました。そして、意外な事実は!
那須歴史探訪館を初めて見た感想は? あれ?なぜこんな山の斜面にこんなお洒落な建物が? そうです。建物がすてきなのです。
なぜ那須歴史探訪館の建物は素晴らしいのか?
それはなんと隈研吾氏による設計の建物だからです。そうです。那須芦野石の美術館や新国立競技場の設計者です。
陣屋裏門と土蔵、展示館を設計しました。山の斜面にお洒落な建物があるのです。
そして、なぜ斜面にあるかといえば、中世の芦野城、近世江戸時代の旗本芦野氏の陣屋があった場所だからなのです。正直、車で来るまでの道は狭く駐車スペースは少ないのです。そうです! 来館する時は運転に気を付けなければならないのです。道が狭い上に、駐車場が少ないという悪環境なのです。注意してください。恐ろしい現象。それは対向車が来た時に避けられるスペースがない! 可能性があるということです!上り坂をバックするのは、至難の業です。
もし、駐車スペースがいっぱいの時は、道をさらに奥に進むと広い駐車場がありますので、そこなら十分なスペースがあります。
また 駐車場から館内はすべてバリアフリーとなっています。車いすの貸出も行っています。親切な作りです。
館内に入ると展示方法は3つに分かれています。那須町の歴史について紹介しています。
陣屋裏門の左側にある入口からゆっくりと階段を上りながら入り、ほの暗い風除室を通り抜けると、少し明るくなっている空間に出ます。
正面に受付と休憩スペースがあります。山藤と葛藤の壁によって、仕切られています。外壁は素晴らしいことにガラスです。そのため空間が広く感じる現代風のお洒落な建物です。
建物は、ブラックをベースにした色彩をしています。そこにあえて地元のこだわりを入れています。地場産品の芦野石です。芦野石は見事です。そして、藁と烏山和紙を使って自然色を配色しています。
ガラスとストーンのクールさと藁、和紙による温かさを組み合わせて対比した二つの空間を作り出しています。現在と過去。ここで二つが融合しますね。
観覧料 個人 200円です。建物を見るだけでもお得です。
中学生以下無料となります。
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