那須伊王野で織田信長に滅ぼされた朝倉孝景家と交流があった大田原家のリベンジを助けた伊王野資直が創立した長源寺
那須伊王野長源寺は、伊王野資直が創立したお寺です。
那須伊王野長源寺は、曹洞宗の寺院で1555年に18代当主である伊王野資直が別名のお寺を、ここに移動させました。
1555年とは、古いですね。そして、歴史好きならば、この年号は思い出しますね。そうです。
川中島の合戦です。上杉謙信と武田信玄との大合戦ですね。そんな戦国時代にこちらのお寺は、できました。そう考えると、歴史の重みを感じます。となると、こちらにお寺を移動させ、開基した伊王野資直は、戦国時代の武将になります。では、どんな人物だったのか?
ところで開基ってなに? はい、寺院を創立することです。ということは、長源寺は伊王野資直が創立しました。
伊王野資直は、どんな人物だったのか? ずばり伊王野家の全盛期の武将ということになります。
そして、彼は戦国武将ファンでは有名なあの織田信長に滅ぼされた朝倉孝景とも交流があった大田原資清が、下野に復帰する際に手助けをしました。
一度、下野を追放された後、大田原資清が朝倉孝景に兵を借りて、自分を追放した大関宗増と福原資安を打倒し、下野に復帰するという劇的なエピソードです。
最後に、当時は那須家に次ぐ勢いだった伊王野家ですが、豊臣秀吉の小田原攻めで北条側についたため領地を減らされてしまい、衰えていきました。
こちらが駐車場になります。
駐車場の周辺は田んぼです。自然が豊かですね。
目の前は川が流れています。周囲には車も人影もありません。
こちらは那須町の史跡になります。
お寺の説明が書かれています。
参道を歩いて、境内に向かいます。
山門が見えてきました。
羅漢象が並んでいます。
石段を登って山門に行きます。
仁王像が待っています。
仁王像になります。
境内になります。横に伸びた松があります。
こちらはお堂になります。周囲には人はいません。静かです。
長源寺とあります。
境内の様子です。
境内の様子2になります。
山門が見えます。
那須伊王野 長源寺のまとめと感想
那須伊王野 長源寺は静寂に包まれ、周囲は微かに川のせせらぎが聞こえます。のんびりした境内は、よく手入れされていて、見る物を和ませてくれます。
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