塩原温泉を車で走っていると、突然、馬が道路の中心を闊歩!していました。
塩原温泉で馬が道路の真ん中を闊歩していました! これは如何に!
塩原温泉に車で向かっていると、途中で馬が道路の真ん中をパカパカと走っているではないか? これにはびっくり! え、どういうことでしょうか? なぜ、馬がここに? そう驚いていると、後ろに客車がついていました。
なるほどと納得しました。これは塩原名物トテ馬車です。昔、車やバスがない時代の明治のころは、鉄道で塩原口まで来て、そこからこのトテ馬車に乗って、塩原温泉まで来ていたのです。それが今は観光用になっているのです。
そうなると文豪たちもトテ場所に乗っていたのでしょう。ロマンを感じますね。夏目漱石や尾崎紅葉もトテ馬車に揺られていたのですね。そういう意味では、一度は乗ってみたいものです。しかし、気になるのはその料金です。大人は1000円・小人500円・2歳以上の幼児は300円となります。
参考までに今は、塩原口駅はありません。かつては、塩原電車が走っていました。西那須野駅から三島・烏森公園・三島神社前~千本松や関谷を通って塩原口まで進んでいます。今は鉄道はありません。
塩原温泉に向けて車を走らせます。
蛇尾川を渡ります。さびがわ・じゃびがわと読みます。しかし、この川には魚はいません。泳げません。なぜなら、水がないからなのです。上流に行けば魚はいます。
大蛇尾川と小蛇尾川に分かれます。大蛇尾川の上流には大滝という釣り人泣かせの大きな滝があります。
そして、このエリアクマががんがん出ます。クマエリアになります。また。小蛇尾川もかなり山奥です。車では行けません。道がありません。
歩いて経験では、下流ではイワナとヤマメががんがん釣れました。そして、上流に上がるとなぜか、ニジマスが釣れます。明治頃に放流されたニジマスが大きく育っているのです。
しかし、宿泊しないといけないエリアですので、行くのはやめた方がいいです。わたしも川の上で一泊して行きましたが、いつクマがでるかわからないので、音楽を流して寝ました。
とにかく秘境です。何かあったら死にます。助けは来ません。そんなところです。でも、釣り人は行きます。そこに巨大魚を求めて・・・
塩原温泉に到着しました。すると、前に白ものが見えてきました。あれは、一体?なんだろう?
近づいて行くと、馬なのがわかりました。馬です。うまうまが道路の真ん中にいるのです。
何度も確認しましたが、やはり間違いありません。馬が道路の真ん中にいます。これがトテ馬車です!
塩原で馬が道路の中心を闊歩!のまとめと感想
塩原で馬が道路の中心を闊歩!している姿は、まさに明治時代に戻ったような感じです。まるでお話の世界のような光景が目の前に広がっていました。
客車には観光客の姿がありました。やはり誰もが一度は体験してみたいトテ馬車ですね。
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