沼ッ原湿原といえば、ニッコウキスゲが咲いている自然豊かな場所です。
沼ッ原湿原ってどんなところなのか?
沼ッ原湿原は、那須連山の標高1,230メートルに位置します。高いです。行くまでにかなり登ります。
東西約250メートル、南北約500メートルに広がる高山の湿原です。広いです。
三斗小屋温泉や茶臼岳への登山口にもなっています。ので、時間帯によっては登山姿の人に出会います。
こんにちは。と挨拶をかけてきてくれるので、こんにちはと返します。すごく元気になります。自分から声を掛けると、相手からも返ってきます。
植物は約230種も確認されています。見かけない植物が多いです。
主なものは、春はザゼンソウ、ハルリンドウです。
初夏はズミ、ニッコウキスゲ、コバイケイソウが有名です。
そして、夏はノハナショウブ、アカバナシモツケとなります。
さらに初秋には、タムラソウ、エゾリンドウなどが咲きます。
湿原内では、整備されたウッドロードを歩きながらエンジョイすることができます。
特に初夏の季節です。6月下旬から7月中旬にかけて、湿原を黄色に染めるニッコウキスゲの咲く時期が素敵です。
この時は、多くの人が訪れ、沼ッ原の散策をエンジョイしています。
この辺りにはツキノワグマ、ニホンザルがでます。危険ですので要注意です。クマと戦わないようにしましょう。
鳥は、オオジシギ、カッコウ、ウグイスが見られます。
そして、水辺にはクロサンショウウオ、(見たいです)モリアオガエル(見たことあるから大丈夫)などの両生類が棲んでいます。
またここには、あの綺麗なクジャクチョウやふわふわと飛び回る大型で美しいアサギマダラなどがいます。
歴史的には、1695年に会津中街道が開かれ、参勤交代にも4度使われたとの記録が残っています。
これには驚きです。かなりの山道です。昔の人すごすぎです。
沼ッ原湿原は位置的には、ほぼ那須なのですが、住所は板室となっています。行くときの注意点を書かせてもらいます。
沼ッ原湿原は、朝早くや、夕方はとても危険です。危ないですので、混雑するからという理由で朝に行くときは十分注意してください。
1.クマがでます。熊に襲われて大ケガをした人がいます。
2.クマに襲われても誰も助けてくれません。なぜなら、周囲に人がいません。観光客が集まる時間はいますが、朝は、誰もいない可能性があります。十分に気を付けてください。
3.クマに襲われて、けがをしても病院が遠すぎます。ヘリコプターでもない限り病院まで1時間はかかります。(車のある駐車場から)もし、湿原で襲われた場合は、2時間はかかります。すごく危険です。できるだけ、人が大勢いる時間に出かけましょう。
4.それでも早朝に行きたい人は、音楽をがんがん鳴らして、ゆっくりと進みましょう。カンカン鐘のようなもので音を鳴らすのも良いです。
5.常識ですが、運動靴で行きましょう。サンダルとかありえなしです。虫に刺されます。
また、長袖のシャツがおすすめです。毒虫に刺されます。
ズボンがおすすめです。危険な虫に刺されます。
黒くない帽子を被りましょう。黒いとスズメバチに刺されます。
では、行ってみましょう。
アクセス
沼ッ原湿原周辺のおすすめな施設を紹介
板室温泉大黒屋さん
沼ッ原湿原を散策した後は、板室温泉の温泉などはいかがでしょうか?また大黒屋さんで抹茶などいただくとまったりとした時間を楽しむことができます。
沼ッ原湿原を楽しんだ後は、乙女の滝で涼むのはいかがでしょうか?
階段は急こう配のため、運動靴で行かれることをおすすめします。また川に入るならばサンダルとタオルも必要になります。滝壺は深いので泳がない方がいいです。泳いでいる人を見たことはありません。
まだまだ歩きたい人はさらに、木の俣園地と巨岩吊り橋へ
沼ッ原湿原を歩いてもまだ歩き足りない人は、木の俣園地がおすすめです。吊り橋を渡るコースをおすすめします。巨岩見学はなかなかのハードコースでした。