御本社(ごほんしゃ)と祈祷殿と(きとうでん)眠猫は近くで見れます。
御本社(ごほんしゃ)ってどんなところ?
御本社は、本殿・石の間・拝殿の三つからなります。東照宮の最も重要なところです。例祭をはじめ、年中の祭典が行われています。
また拝殿左右には、将軍着座の間があり、今回、見えました。さらに、法親王着座の間もありますが、こちらは見られませんでした。
そして、我々が本殿に入ると天井にたくさんの絵画が施されているのが見えました。まるでミケランジェロの天井画のようです。(実物は見たことはないのですがレプリカが那須高原のトリックアートミケランジェロ館でみました)
その時です。隣のふすまが突然、すーと静かに開きました。なんと工事の人が現れた瞬間、普段は決して見られない部屋を見ることができました。
これは幸運でした。その後、しばらくして部屋がいっぱいになるとお坊さんのありがたい御本社のお話を聞かせていただきました。
左甚五郎って誰ですか?
左甚五郎(ひだり じんごろう)は江戸時代初期に活躍したとされる伝説的な彫刻職人です。落語や講談などでも有名です。
講談では地元の大工に腕の良さを妬まれて右腕を切り落とされたため左で作業したことから左と名前が付いたとも呼ばれています。
甚五郎は彫刻師ですが、なんと現在でも全国各地に100箇所近く作品が残っています。
有名な作品は、京都府祇園祭の鯉山の鯉や島根県出雲大社の八足門や流水紋などの作品があります。
御本社からトイレ休憩後に眠猫のまとめと感想
御本社は相変わらずの素晴らしい空間でした。かつて身分の高い人しか入れない部屋に来られて感無量です。今の時代で良かったです。
さらに、お坊さんのありがたいお話を聞き、とても勉強になります。商人としての血が目覚める思いをしました。その後、奥宮に行く前にトイレ休憩をとりましたが、洗面所もお洒落でした。
さすがは東照宮です。そして、寝ているかのように静かに佇む眠猫。どれもが素晴らしい体験です。10回目以上、来ても楽しめました。
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