
島崎藤村ゆかりの中院とはどんなところなのか?
小江戸川越にある中院とは、一体どんなところなのか?
中院は 喜多院の南側のほぼ隣にあります。正式な名前は天台宗別格本山中院となります。
また、実はこの場所は、天海僧正が来るまでは、こちらの方がお寺の中心だったようです。
その他としては、この地は島崎藤村ゆかりの寺院として有名で、境内には市が指定した文化財である島崎藤村関連の茶室・不染亭があります。
ところで島崎藤村って誰?
島崎藤村(しまざき とうそん)は、1872年3月25日 から 1943年8月22日に活躍しました。
ロマン主義の詩人として活動後、小説家へと転身します。代表は【破戒】などの自然主義作品になります。
その他の代表作には、【夜明け前】などがあります。では、島崎藤村と川越の繋がりとは?それは1928年のことです。その年、藤村は56歳で再婚しました。相手は、彼の茶道師である加藤みきの娘である静子です。
夜明け前の執筆が開始された頃の出来事です。
また妻になった静子は川越の出身であり、藤村は川越によく来ていたようです。夜明け前の第1・2部にはよく川越が登場しています。
さらに、夜明け前の主人公である青山半蔵の生まれが川越という流れです。川越が大好きなのですね。
また、こちらの境内には、島崎藤村の義母の墓・さらに彼女に贈った茶室である不染亭が存在します。

中院は鎌倉時代末頃に無量寿寺から分かれたようです。もちろん、天台宗の寺のままです。

中院の表門になります。イーグルバスが前を通ります。バス停もそばにあります。喜多院も合わせてみる人は、こちらで中院を拝観してから歩いて喜多院に行くのがいいかと思います。

中院の境内は犬の散歩は禁止です。さらに自転車も禁止です。

中院はこの時、逆光でした。

中院h冬のシーズンは花は咲いていません。庭園はオフシーズンですね。

中院の中庭ですが、今は完全にオフシーズンです。

中院は、観光客が数組、歩いていました。なかなかの賑わいです。

中院の庭園の木々です。

中院は第三代天台座主になった円仁(えんにん)慈覚大師が建立しました。

中院を建立した円仁慈覚大師は、入唐八家の一人です。すごい人物です。ちなみにハ家とは、最澄・空海・常暁・円行・円仁・恵運・円珍・宗叡です。すごいメンバーです。

中院を建立した円仁慈覚大師は、さりげなく下野国の生まれです。栃木県壬生町です。

中院は狭山茶発祥之地といわれています。円仁慈覚大師は京都から茶を伝えたと言われています。

中院には島崎藤村先生記念碑があります。夜明け前で有名ですね。

中院にある上記が狭山茶発祥之地の碑になります。

中院の説明が書かれています。

中院は関東八箇檀林とも呼ばれていました。

中院は、天台宗別格本山になります。

中院は、創健1100余年の古刹となります。

中院の本堂前のしだれ桜は有名です。季節的にはまだ早いです。

中院の本堂前付近にある出世観音になります。

中院の境内になります。

中院の本堂は江戸時代再建になります。本尊は阿弥陀如来像が鎮座していますが、こちらの扉は閉まっています。

中院の本堂から山門が見えます。

中院の本堂から不染亭に向かう小道です。

中院の境内にある休憩所です。

中院の境内の植物たちはオフシーズンを迎えています。

中院の境内になります。

中院の境内になります。

中院の境内その2になります。

中院の山門からの眺めです。一枚の絵のようです。

中院についての説明書きがあります。

中院で日蓮上人が、尊海僧正より恵心流の伝法灌頂を受けた記念碑です。歴史がすごすぎる!

中院の山門からの眺望です。

中院は天台宗星野山中院が正式名です。

以上で中院を後にします。
中院のまとめと感想
中院は歴史上の有名人物がガンガン出てくる歴史ある寺院です。そして、境内の植物たちがオフシーズンにも関わらず、大勢の観光客が来ていました。
また島崎藤村ファンには、まさに外せない場所の一つです。
おまけで、円仁さんの出身である栃木県壬生町はバンダイ博物館があり、ガンダムが見られます。
アクセス
川越観光で歩き疲れたらヤオコー川越美術館がおすすめ!
ヤオコー川越美術館ってどんなところ?
川越観光で歩き疲れた時は、こちらでゆっくり休むことをおすすめします。
ヤオコー川越美術館は三栖右嗣記念館とも呼ばれています。洋画家である三栖右嗣さんの作品が展示されている美術館になります。
ところで、三栖右嗣さんとはどんな人なのか? 簡単に説明するとみすゆうじさんは、1927年4月25日から2010年4月18日まで活躍された洋画家です。
生まれは、神奈川県厚木市になります。本名は三栖英二さんです。
1952年に東京芸術大学油絵科を卒業されてから世界を中心に大活躍しました。
さて、こちらに美術館がある理由は、株式会社ヤオコーさんの創業者である故川野トモ名誉会長が三栖右嗣さんの油絵を大変気に入ったからです。

ヤオコー川越美術館は川越氷川神社の裏手にあります。

ヤオコー川越美術館はさりげなく住宅街の中にあります。

ヤオコー川越美術館の入り口になります。

ヤオコー川越美術館の開館時間は、午前10時から午後5時となります。最終入館時刻は、 午後4時30分と書かれています。

ヤオコー川越美術館の下は英語表記で案内してあります。
わたしたちは、美術館をぐるりと回ってみました。とても綺麗な写実の絵が何枚もありました。植物の絵が特に、美しかったです。
見終わったので、次はラウンジに移動します。

ヤオコー川越美術館を見終えてラウンジで休憩します。三栖作品を見た後は、まずはみずを飲みます。

ヤオコー川越美術館のロビーになります。受付は左側にあります。

ヤオコー川越美術館はドリンク付きだと500円になります。入館料は300円なので、ドリンク代は200円です。

ヤオコー川越美術館で妻は紅茶を注文しました。通常は300円なので100円お得になります。

ヤオコー川越美術館の紅茶はポットでのサービスとなります。

ヤオコー川越美術館のラウンジで紅茶をいただきます。ポットなので、わたしもコーヒーを飲み終えたので、分けてもらいました。川越観光の合間にのんびりできました。

ヤオコー川越美術館の外観になります。三栖作品と水のコラボですね。

ヤオコー川越美術館の正面玄関になります。外観ですね。

ヤオコー川越美術館は駐車場も完備しています。
ヤオコー川越美術館のラウンジでは、入館料とのセットメニューがあります。
入館料は300円です。
入館料+飲物セット500円プラスケーキは750円です。また入館料+おはぎ+抹茶セットは600円です。
ちなみにブランドコーヒー、紅茶は単品だと300円となります。
営業時間は午前10時から午後5時です。
定休日は月曜日でが、祝日の場合は翌日になります。年末年始もお休みです。
ヤオコー川越美術館の感想
小江戸川越観光で軽めに美術館を見るには最適だと思います。作品の内容も綺麗な写実なので、楽しく鑑賞できます。
また、川越観光では足がかなり疲れますので、こちらでまったりと休憩して、再び観光に進んでみるのも良いかと思われます。
まさに、観光の合間に鑑賞するには、最適な美術館です。
アクセス
川越まつり会館はまさに川越文化の中心地です1
川越まつり会館ってどんなところなの?
まず、入り口を入ると情報コーナーになります。
そこでは川越まつりや山車だしがある全国のお祭りなどが見れます。小さな展示室です。
そこからまつりに向かう路地と呼ばれる通路を進みます。ですので、祭りに行くぞっという雰囲気になります。
その先には、川越まつりの関係者たちによる熱い思いを紹介するコーナーになります。
その後は、まつりの再現のようなステージがあります。さらに、山車の展示となります。

川越まつり会館の入り口になります。一番街通りに面しています。海外の方にも人気です。

川越市立川越まつり会館では、お祭りを体験することができます。

川越まつり会館の入り口になります。

川越まつり会館の正面になります。川越祭りの雰囲気を伝えています。

川越まつり会館の外観になります。奥に長い作りになっています。

川越まつり会館には、ひょっとこなどのお面があります。お祭りに使用します。

川越まつり会館では、お囃子実演があります。時間指定ですので、希望される場合は時間を確認しておくと安心です。

川越まつり会館の山車になります。実物の写真は、内部撮影の関係で省略させていただきます。

川越まつり会館の観覧料になります。一般は300円で小・中学生は100円になります。

川越まつり会館の内部展示に向かいます。撮影はここまでとなります。が、退館してから気が付いたのですが、この先も撮影できたようです。ガーン、撮り損ねました。
営業期間は、4月~9月は、午前9時30分から午後6時30分です。
但し入館は18時までとなります。
10月から3月は、午前9時30分から午後5時30分です。入館は閉館30分前の午後5時までとなります。
休館日は、毎月の第2と第4水曜日となります。ただし、定番のようですが、その日が祝日の場合は、その翌日となります。
川越まつり会館の感想
川越まつり会館は川越のまつり文化を知るにはかかせない会館です。入館料が300円とリーズナブルな値段になっています。
また、大迫力な山車の展示や楽しいお囃子などの定期的なイベントはとてもワクワクしながら鑑賞できました。
特に海外の人に日本のまつり文化を知ってもらうには、わかりやすい会館だと思います。
今は日本のまつりがだんだんと縮小しているだけに、海外の人にアピールするには、素晴らしい完成度の内容でした。あとは、実際にまつりに参加する以外には、ここよりもまつりを理解する施設はないように思われます。
アクセス
川越の菓子屋横丁にある蔵門ざうもんに行ってみた!
菓子屋横丁の蔵門ざうもんってどんなお店?
こちらのお店は、イーグルバスで菓子屋横丁の停留所を降りて、すぐのところにあります、
お店は蔵の形をした蔵まんじゅうが中心になっているようですが、せんべいや芋菓子なども販売していました。
店内は撮影禁止のようなので、お店の周りを中心にして回りました。そして、ここで買ったごませんべいは、かじった時の食感が良く、口の中でごまの香りが広がりました。
正直、美味しかったのですが、実に残念なことがあります。値段も1袋150円とお手頃だっただけに、店に並んでいるのを全部買い占めておけば良かったと後悔しています。
美味しかったです。近所じゃないのが残念です。

菓子屋横丁の蔵門の外観になります。薄紫色が特徴です。

菓子屋横丁にある蔵門の外観になります。周囲は人がたくさん歩いていました。人の行列です。

菓子屋横丁にある蔵門の外観その2になります。

菓子屋横丁にある蔵門では、お菓子が並んでしました。この左の150円のごませんべいが美味でした。

菓子屋横丁にある蔵門の店先にあるプチねぎみそせんべいです。1個500円円です。

菓子屋横丁にある蔵門のメインである蔵まんじゅうになります。

菓子屋横丁にある蔵門のお店の明りです。

菓子屋横丁にある蔵門では、おしるとをはじめました。1杯200円です。白玉だんごとさつま芋いりです。

菓子屋横丁にある蔵門は、いぬのトイレおことわりです・・・当たりませですね。

菓子屋横丁にある蔵門では、いぬのトイレの被害があるようです。ここがその現場になります。うーん、コンクリートなので、イヌg別あ好みそうですね。
営業時間は、午前9時から午後5時までとなります。
定休日は 月曜日なので、この流れからすると川越観光は月曜日は避けたほうがよさそうです。お休みのお店が多い感じです。
菓子屋横丁にある蔵門のまとめと感想
菓子屋横丁にある蔵門は、観光バスであるイーグルバスの停留所が近く、まさに菓子屋横丁の入り口にあるお店です。
そして、この周辺は人々がたくさんいます。大行列のように大勢の人たちがいます。小さな子供連れから老人まで実に多くの観光客が歩いていました。
そんな中、蔵門は美味しいごませんべいを販売していました。
美味しかったのですが、できれば、試食コーナーがあったら嬉しかったのです。
そうすれば、もっとごませんべいを購入していたのに・・・しかし、この観光客の数に対応するのは、どう考えても難しいので、さすがに試食コーナーは無理と判断するしかないでしょうか・・・とにかく大人気の観光地です。
アクセス
JR川越駅から始まる川越旅行です!
JR川越駅は小江戸川越旅行のスタートの地です!
川越駅を降り、スターバックス川越店の前を通り抜けて外に出ると、近代的な建物が並んでしました・・・ここが小江戸?という感じですがここではありません。
小江戸はさらに先に用意されていたのです。そこでバスターミナルでやや冷たい風を浴びながらバスを待つこと10分、小江戸観光の目玉でもあるクラシックカーが現れました。
ここからがいよいよ小江戸川越旅行のスタートです。
観光バスに乗車すると、運転手さんに「一日券をお願いします」と告げ、一日乗車券をゲットします。
その時に、小江戸川越の観光マップをいただきます。そこには、観光場所とバスの停留所が記されていました。
これがあれば、小江戸川越旅行は安心です。

JR川越駅は小江戸川越旅行スタートの場所です。

JR川越駅にはスターバックスがありました。しかし、今回は入りません。

JR川越駅には周辺MAPがありました。定番の物です。

JR川越駅の川越駅です。黒磯駅と比べると大きい駅です。

JR川越駅の近隣MAPです。

JR川越駅を出て、バス停に向かいます。

JR川越駅の駅前です。ビルが並んでいます。小江戸っぽくはありません。近代的です。

JR川越駅周辺は小江戸ではありません。近代的な駅です。

JR川越駅からバスなどの案内が出ていました。これなら我々のような初川越観光客も安心ですね。

JR川越駅からバス乗り場に向かって階段を下ります。

JR川越駅の前は定番のタクシー乗り場もあります。今回は観光バスを利用する予定です。

JR川越駅西口を降りて、2番のりばで待ちます。目的の観光バスはイーグルバスです。

JR川越駅からこの階段を下りてきました。いよいよ小江戸川越旅行の始まりです。わくわくします。
JR川越駅のまとめと感想
JR川越駅を出て、すぐに小江戸川越ということではありません。
JR日光駅のように駅から日光東照宮まで参道沿いにお店がずらりとあるようなことはありませんでした。
ということは、JR川越駅は小江戸川後のスタート地点ではなく、ここはまだ通過点なのかもしれません。
が、イーグルバスが現れて、それに乗車してからが本当の小江戸川越旅行のスタートのような感じです。