しおばら千二百年物語は塩原の新しい風になるかもしれません。
しおばら千二百年物語ってどんな施設なの?
名前からすると塩原の歴史資料館のようなものを想像してしまいそうですが、実は、お土産&お食事ができる施設です。この建物の特徴は新しいことです。塩原温泉には珍しい新築の建物です。
しおばら千二百年物語のまとめと感想
しおばら千二百年物語は塩原温泉においては異端である。今までの塩原にはないお洒落さを兼ね備えている。しかし、それは外観と商品での話である。
今、塩原温泉は変革の時代に突入しようとしている。
長いトンネル工事が終われば、塩原のカーブが減り、雪による冬期の通行も容易になる。しおばら千二百年物語のように新しい建物が増え、塩原温泉に活気が戻る日が近づいているように感じられる。
元々、塩原は高いポテンシャルを持っている。大正時代の文豪たちが愛したように、この地を好きになる要素は存分にある。それを生かすも殺すも人である。この地に必要な人が育てば、または外部から来れば、塩原温泉は再び活況を取り戻すことができるはずである。今、この地に必要なのは、まさに人材なのである。
営業時間 9:00~18:00
カフェ10:00~17:00(L.O.16:30)
ランチ11:30~14:00(なくなり次第終了)
定休日 不定休
アクセス
塩原塩原市の塩原温泉街にある妙雲寺さんは、歴史を感じるお寺です。実に奥が深いです。
妙雲寺ってどんなところ? 行ってみました。
2019年5月19日日曜日に行ってみました。
一年ぶりになります。ぼたん園が楽しみです。
ぼたん園の会場になります。
周囲はベテランの人たちがたくさん来ていましたが、中には若い方もいました。
牡丹園の会場には、入園料一人400円でした。妻と二人なので今回は800円になります。ここで驚いたのは、受付をしている人が住職さんではないことです。見た感じ檀家さんたちのように見えます。
お寺では山藤も満開でした。
山藤も素晴らしいです。
写真撮影やスケッチの三脚は禁止です。また営利目的の写真撮影も禁止だそうです。
牡丹が見事です。これで400円ならいいかもしれません。
ここからぼたん園になります。今回、わたしはすっかり感嘆しました。素晴らしいです。
階段を上ります。大人気です。遅い時間にきたのですが、混んでます。
この周辺は、実は墓地があり、その周辺にもぼたんがたくさん咲き乱れていました。霊園とぼたんの華やかさのコラボはぼたんを上手に引き立てtいました。
また、今回のぼたん園は檀家さんのお手伝う姿の感銘を受けました。お寺の財政を助けるその姿は、まさに地元を愛する人々の真心と誠意を感じました。素晴らしいです。
2019年5月19日ぼたん祭りでした。
妙雲寺とは? 歴史的を遡ります。今から約800年前の壇ノ浦で敗れた平氏たちは落ち武者になりました。その中に平清盛の娘の妙雲禅尼がいました。
彼女は、今の宇都宮市にあった宇都宮氏に降伏し、匿ってもらいました。かつて昔、宇都宮氏は京都で捕まりましたが、平貞能に助けれれて逃がしてもらっています。その縁で、平貞能と妙雲禅尼を預かることになりました。
鎌倉幕府もそれを許していたようです。しかし、妙雲禅尼は落ち人のため、宇都宮に置いておくわけにもいかず、塩原の地に移し、この地に草庵(そうあんとは故郷を離れた孤独な住まい)を作って、釈迦如来像を安置して余生を過ごしました。
ちなみに臨済宗のお寺です。そして、妙雲寺といえば5月の境内で行われるぼたん祭りです。約3000株の色鮮やかなぼたんが咲き、ぼたんの寺として有名です。
妙雲寺を訪ねて感想
妙雲寺には三つの深い歴史を感じさせてくれる。
一つは妙雲禅尼が身内の供養を込めて作った草庵である。彼女は塩原の山を眺めながら何を思っていたのだろうか? 亡くなった身内の弔いなのか? 絶頂の平家時代を謳歌した彼女は、転がり落ちた平氏の歴史をこの場所でどのようにみていたのだろうか? そう考えると彼女の存在が身近に感じられる。
二つ目は、松尾芭蕉の登場だ。この地区の観光スポットを松尾芭蕉は歩いていた。それを辿るように我々も同じ場所を歩いていた。芭蕉が見た景色を私たちも眺めていた。この同じ場所に約400年前は芭蕉が観光に来ていた。そう思うと私たちと同じ観光を楽しんでいるだけのようにも見え、また芭蕉でさえも身近な存在に感じられた。
三つ目は、夏目漱石たち大正の文豪たちの訪問である。我々と同じように彼らは松尾芭蕉が訪れたことに感銘していただろう。そして、未来において、自分たちが観光スポットの有名人になっていることを想像しただろうか? もしかすると松尾芭蕉と並んで紹介されていると考えたかもしれない? そんな大正の文豪たちを思うと笑みが零れてします。次にここで石碑を建てるのは、誰になるのだろうか?
アクセス
妙雲寺さんの周辺のおすすめな施設を紹介します!
歴史的に魅力的な源三窟さん
源三窟さんは、塩原の昔の繁栄ぶりを思わせる洞窟です。また歴史が少しずれていたらこの場所は、歴史の教科書に載るような重要な場所になったかもしれません。
さりげなく、すごい可能性があった場所です。まさに、歴史に埋もれた資料なのではないでしょうか?
無料で足湯を楽しめる箱の森プレイパークさん
箱の森プレイパークさんは広い園内に、楽しい乗り物からアスレティックから釣り堀に温泉まである親切な施設です。さらに、そのすべてがお得価格で提供されています。
さりげなく、おすすめな施設です。
塩原温泉天皇の間記念公園さん
天皇の間記念公園はかつて塩原温泉が栄えていた証明の建物です。皇族の方々が来られることにより、有名な文豪も訪れるようになりました。
それによってさらに塩原温泉は有名になり、多くの観光客が訪れるようになりました。まさに、塩原温泉の繁栄の中心だったエリアです。
塩原温泉の栄太楼さんはおいしい和菓子屋さんです。
塩原温泉のおいしい和菓子屋さんといえば、こちらのお店が有名です。どこにもないオリジナルな和菓子は、とても珍しく楽しくいただけました。とても研究熱心なお店なので、おすすめです。
アグリパル塩原道の駅はとりあえず行って見てください!
こちらの道の駅はベーカリーあり、和菓子あり、野菜ありなど様々な施設がある道の駅です。さらに、そばにはガスト塩原店もあります。とりあえず入ってから考えても間違いない施設です。
無料の足湯もあり、かなり穴場のカサマヤ本店さん
カサマヤさんはさりげなく穴場の足湯があります。タオルを持っていない時はカサマヤさんで販売しているので、購入されることをおすすめします。
またこちらの黒糖まんじゅうは美味しいので、食べながら足湯をするのも楽しかったです。
七つ岩吊橋と足湯はまさに癒しです。
竜化の滝を歩くとかなり疲れます。その後は、七ツ岩つり橋の脇にある足湯などはいかがでしょうか? かなりの癒し効果があります。そして、こちらの足湯はなんと無料なのです。
ただし、近くにタオルなどは販売していませんので、持参されるか、少し離れたコンビニなどで購入してみてください。我々はいつもタオル持参で来ています。
森林の駅もみじ谷大吊橋
塩原大吊橋は恋人たちの聖地といわれていますが、この日は雨のため恋人たちはいませんでした。近くには食事やお土産やさんもあり、一度、来てみて間違いない施設です。
グラグラ揺れるので、大吊橋はかなりの迫力があります。
可愛いマスコット犬がいる松泉堂本店さん
塩原の温泉まんじゅうで有名なのがこちらの松泉堂本店になります。いろいろなお土産店で販売しています。また、買い物をしているとマスコット犬がトコトコと奥から現れて来るので、わんわん好きには、二度楽しいお店になります。
塩原温泉くだものやカフェ藤屋さんに行列ができていたわけは?
こちらのお店にあの有名な芸能人がやってきてミニコンサートを開いてくれたそうです。誰もがよく知っている紅白にも出ていたと思います。そのためファンの人たちが大量に来て、店内には行ききれなかったのでしょう。というか、あの大物が来たことにびっくりです。
塩原温泉一番奥にある和菓子屋といえば今井屋製菓店さんです。
塩原温泉の一番奥にある和菓子屋さんです。そのため駐車場が広く、車の人にとっては歩くことなく和菓子屋さんに行けてとても便利です。
塩原温泉であまり歩きたくない方、もしくは、歩き疲れた方は、車でさあーと行けますので、とても便利でおすすめのお店です。