那須温泉元湯・鹿の湯は全国的にも有名な温泉です。映画「テルマエロマエ」で、最初にローマに行った温泉です。
鹿の湯ってどんな温泉なのか?
こんにちは、那須温泉ブログの温泉伝太郎です。今回は那須温泉の鹿の湯さんと滝の湯さんを紹介させていただきたいと思います。
なんと那須温泉元湯の鹿の湯は、七世紀の前半、狩野三郎行広さんという方がハントの時に、ミステイクして逃げる鹿を追って山奥に入った時に、鹿が傷ついた体を温泉で癒していまるのを発見したのです。
そこで鹿によって発見された「鹿の湯」と名づけたと伝えられています。ナイス鹿です。
これはすごいです。動物が温泉に入る話はよくありますので、本当かもしれません。七世紀前半だからかなり昔です。歴史がありますね。そして、今までずっと温泉が湧き出ているのだから感心します。自然の力、素晴らしいです。
聖武天皇のエリアである天平十年(七三八年)の正倉院文書のなかに、那須温泉のレコードが残されています。
すごい! 正倉院文書とは、歴史古すぎます。
江戸エリアには、江戸在府の大名はしばしば那須温泉に湯治に出かけていました。 松尾芭蕉さんが「奥の細道」のトラベルダイアリーの前半に立ち寄った温泉でもあります。殺生石の近くには、なんと「いしの香や 夏草あかし 露あかし」の句碑が立っていますのでチェックしましょう。あ、あれですね。
松尾芭蕉さんが出ました! 那須と黒羽に句碑が結構、あります。芭蕉は何者だったのか? 謎が多い人物です。
建物は明治時代、ホールは大正時代に建造され、そのままのスタイルを受け継いでいます。 ひなびた木造建築が、時のムーブメントを拒んだかのような佇まいで、 ロングロングアゴーの日本の原風景にタイムトリップしたかのようなフィールになります。
では、明治時代の建物と大正時代の玄関と拝見したいと思います。
今回、お客さんがたくさん来ていますので、建物内での撮影はさすがにできません。温泉で写真を撮っていたら捕まります。ということで、外観だけ撮ります。中の浴室について知りたい人は、HPをご参照してください。営業時間は午前8時から午後6時までとなっています。
我々はすでに入っていますので、コメントとしては、温泉です。まさに温泉です。
やや地元なので、温泉入り慣れている者としては、昔からある温泉というイメージです。まー昔からありますので、変わらないです。料金は平日大人400円・土日祭日は500円です。小人(小学生)は300円です。幼児は無料になっております。
鹿の湯から温泉街があり、綺麗な道が整備されています。その道を夫婦で歩いてみます。
すると、滝乃湯を発見しました。ここは、地元の組合用のお風呂のため、一般の人は入れません。が温泉街に泊まった人は入れます。そして、ここのお風呂は知っていました。なぜなら、知人の家がこの近所だからです。
わたし「最近、浴槽がリフォームされて、
浴槽がでかくなったんだ。寝られるぐらいに」
知人 「うち、お風呂ないよ」
わたし「え?お風呂どうしてるの」
知人 「近所の組合の温泉に入ってる」
そうなのです。その温泉が滝乃湯なのです。中は昔ながらの温泉ですね。気になる人は、温泉街の民宿などに宿泊してみては、いかがでしょうか?
アクセス
那須ICを降りて、那須街道を北上します。約30分で那須温泉神社に着きますので、そこから先が、下り坂になっていますので、降りたところを右折して、すぐです。
鹿の湯・滝の湯周辺のおすすめな施設を紹介します。
那須扇屋総本店さん
こちらのお店のチョコようかんは、実に珍しい味のようかんでした。美味しいのでたくさん食べたくなる味でした。店内は落ち着いた雰囲気で綺麗でした。出入口がカーブになっていますので、出入りの際には十分にきをつけてください。
那須で山に登るなら那須ロープウェイさんがおすすめ!
那須山に下から上るとすごい時間がかかります。山の風景を楽しむならば那須ロープウェイの利用をおすすめします。早く山に着いた分、様々な景色が見られます。
前にロープウェイを使わずに上った時は、とても大変でした。
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