塩原NO1の竜化の滝を見るには試練があります。
竜化の滝ってどんな滝なの? 試練を乗り越えてまで見る価値あるの? そんな方もいるかと思います。
塩原渓谷最大の滝が竜化の滝です。なにが最大かといえば、長さです。
塩原の中で一番長い130mもあるのです。さらに滝の最上部からの直瀑は高さ約60mもあります。迫力があります。また横幅は5mで三段方式になっています。
で は、試練についてご案内します。
2019年5月に散歩してきました。
滝周辺はトイレがありません。そのため駐車場に併設された洗面所を利用されることをおすすめします。
滝は日光国立公園内になります。入口はこちらです。
滝に向かう道路は見通しの悪いカーブになっています。そのため、横断歩道を進むようにしましょう。危ないです。
周囲の風景です。
2019年の熊危険エリアは変更されていました。
滝の近くにさりげなく熊注意の案内がありました。
下の案内は2018年バージョンです。
与謝野晶子って誰? 名前は聞いたことがあるけどどんな人なの?? となりますね。解説します。
与謝野晶子は、大阪府堺市に生まれました。
彼女の人生のターニングポイントは、明治33年のことです。東京新詩社に入会し、そこで知り合った与謝野鉄幹との出会いが彼女を世に出しました。
彼女は鉄幹とフォーリングラブしました。二人は結婚後もラブラブでその深い愛情は終生まで続きました。
代表的作品には歌集のみだれ髪があります。有名です。また舞姫も有名です。その情熱と優れたフィーリングによって、近代日本の女流歌壇にビッグフットを残しました。
与謝野鉄幹と晶子夫妻は、昭和9年5月に塩原温泉を訪れ、その時にこの竜化の滝を訪れています。こんな有名人も来ていたのですね。今の時代でいえば、村上春樹が訪れた感じでしょうか?
風拳の滝ってどんな滝?
落差は10メートル位はあります。滝の直ぐ近くで見ることができるため、多くの人が写真をパシャパシャしています。嬉しいのは、竜化の滝を見た後に、もう一度この滝が見られることです。
下の写真の反対側も駐車場になっています。
感想
竜化の滝は塩原渓谷で迫力がNO1の滝である!
もちろん、それは滝に行くまでの景観が美しいことも含まれている。川を北上するように歩く遊歩道は、ハイキングコースのようで、歩く人すべてを楽しい気持ちにさせてくれる。
わたしも川のせせらぎに心が癒されている自分を感じた。また緑の木々に囲まれていると、自分の存在が希薄に感じてしまう。それは自然と一体化したような心地よい気分でもある。
日光の華厳の滝や湯滝のように観光化されすぎて、安易に滝が見られるよりは、渓谷道を歩き、足をガクガクされながらようやく見れる滝の方が、感動は高いようににも思える。
しかし、それは観光地にとっては不幸なことでもある。
滝のそばにお店が並べば、さらに観光客は増え、雇用が生まれる。
今の塩原の観光のシステムでは、滝も景観も見事ではあるが、往復約1時間の娯楽の料金が無料なのである。まったく利益が生まれない。いやトイレ清掃の人を雇用する分、赤字となる。
観光客にとっては最高の娯楽を無料で楽しめれば、満足はさらに上がる。
しかし、観光と利益のバランスを考えなければ、遊歩道を保全するのも難しくなる時期が来るかもしれない。
その点が将来の危惧するところにならなければ良いのだが・・・税金は無限ではないことを市民は知るべきである。良い方法が見つかることを祈るのみである。
2019年5月に塩原渓谷を回って少し考えが変わった。行列ができるカフェなどが現れたのだ。
塩原のサービスが向上したのが功をなして、2018年よりも観光客が増えてきたように感じる。
それは、無料のサービスがあり、塩原渓谷のお得感が実を成したのかもしれない。
お金をガンガン取る観光は、行き過ぎると観光客の満足度を下げてしまうことになる可能性もある。
今後、竜化の滝などの無料で楽しめる景観がさらに充実すれば、宿泊客やランチ・カフェタイムを楽しむ人が増える可能性がある。これからが楽しみである。
アクセス
塩原八幡宮の逆さ杉は歴史があって、かなりの見ごたえがあります。嬉しいことに観覧料は無料です。
平安時代中期の1062年に八幡太郎義家が奥州征伐の途中で、この地に一泊しました。そして、戦勝を祈願するため、しめ竹の代わりにスギ苗2本を植えたのがこの逆杉であるとの言い伝えがあります。ということは、樹齢約1000年です。歴史を感じますね。
八幡太郎義家ってどんな人物なのか?
八幡太郎義家の祖父は源頼信です。河内国を領地にしていたので河内源氏とも呼ばれています。父は源頼義で、親子で共に前九年の役を勝ちました。
さらに義家は後三年の役も勝って生き残りました。父の頼義が鎌倉に建てた鶴岡八幡宮は有名です。
また京都の石清水八幡宮にて元服したことから八幡太郎義家と呼ばれています。わかりやすい名前です。
なぜ、源義家は奥州征伐に行ったのか?
それは、奥州で力のあった豪族の安倍氏が原因です。
安倍氏は国司の命令を聞かず、自らの領土をを広げようとしました。
これを鎮圧しようと国司が安倍氏を攻撃しましたが、なんと逆に負けてしまいました。
その後、源頼義が国司の時は、安倍氏もこれに従ってましたが任期が終わる1056年にある事件をきっかけに全面衝突へと発展してしまいました。
それは頼義の部下が安倍貞任によって殺害された事件でした。
ここで戦いが始まります。最初は安倍貞任の軍勢が源氏を打ち破りましたが、源氏は現地のもう一つの有力豪族である清原さんを味方につけ、1062年に安倍氏を倒しました。
この戦いを前九年の役といいます。この奥州征伐の時に向かう途中によったのがこの場所なのです。歴史を感じますね。
ところで、なぜ逆さ杉の名が付いたかと言えば、長い年月の間、風に吹かれ、雪が積もり、枝が垂れてしまったからです。二つの杉は東と西に並び、西の大きい方を男木、東の木を女木といいます。根本ではくっついています。
アクセス
那須塩原の塩原地区の、湯っ歩の里は癒しランドです。
湯っ歩の里は、なんと全長60メートルもある日本で最大級の足湯専用施設です。
そして、驚くことに年間6万人の利用者がいます。すごいポテンシャルを持った施設です。
足湯回廊を歩きながら鏡池を眺めることができます。まさに新しい時代の足湯なのです。
2019年5月に散歩してきました。
看板になります。今回はぶらりと周辺を散策しました。
この案内のそばにいいところを発見しました!
温泉を試飲できるのです。さらに、紙コップ付きです。うれしいですね。
周辺の景色になります。
こちらが紙コップになります。ありがたく利用させていただきます。
この周辺の景色はいいですね。
ずばり、のどかです。
ここから試飲ができます。
温泉をいただいた感想は、のどが渇いていたのもあって、とてもおいしかったです。温かいお湯ではあるのですが、普通のお湯ではありませんでした。
お花が綺麗に咲いていました。
ここまでが2019年でした。下からは2018年になります。
まず中に入り、靴を片手に進みます。するとすぐにルッカ―に出るので、そこで靴を預けます。
100円を入れて鍵を掛けます。100円は後で戻ってくるので、とり忘れに注意ください。
それから階段を下ります。すると今度は受付にでます。おじいさんが番頭をしています。
そこで那須太郎と妻の分、400円を支払います。安いです。一人200円なのです。
番頭さんのいう方向に進むと、いよいよ足湯回廊にでます。
左右に分かれている押湯です。片方30mはあり、二つで60mになります。
どうやら日本最大級の足湯のようです。横幅は1.5mあり、源泉かけ流しのお湯が出ていています。
まずは左の足湯回廊の浴槽から入ります。歩いているとに大小様々な形の石が床に埋まっています。
その上を歩くと足が痛いです。足裏マッサージのようです。
那須太郎と妻は足裏の痛みに耐えながら回廊を進みます。足裏の次は、お湯が熱いです。
源泉に近づくにつれて熱くなります。あちちあちちと夫婦で悲鳴を上げながら、回廊の端に達します。左の回廊クリアです。
廊下に出て、元に戻ります。次は、右の回廊です。今度は、ゆっくりと進み。
中間地点でベンチに腰掛けます。あちちの後はまったりと入りたいと思います。
左の回廊の時にもカップルたちがゆったりとおしゃべりをしているのを見かけました。
ベンチに座り、娘ルンルンや最近、家出中の虎之介の話をします。そして、すっかりと体が温まったところで出ました。
感想
世の中には、温泉が好きな人がいる反面、手軽に入れない温泉を避ける人たちもいる。足湯ならばカップルも子供も一緒に体験でき、その上、入浴が簡単である。
また運営する側も脱衣場などの施設がいらないため、建物をコンパクトにできるメリットがある。初期投資費用が低額な分、利用料金を抑えることができる。
足湯での効果は正直、かなり高いと思える。
七つ岩・箱の森・ゆっぽと3つの施設のどれでも体験した後は身体がポカポカして心地良かったです。
開館時間 午前9時から午後6時
休館日 毎週木曜日。祝祭日の時は翌日なります。
入館料 大人200円です。高校生も含みます。
商学中学生は100円です。
就学前の幼児は無料です。
アクセス
塩原八幡宮さんの周辺のおすすめな施設を紹介します!
歴史的に魅力的な源三窟さん
源三窟さんは、塩原の昔の繁栄ぶりを思わせる洞窟です。また歴史が少しずれていたらこの場所は、歴史の教科書に載るような重要な場所になったかもしれません。
さりげなく、すごい可能性があった場所です。まさに、歴史に埋もれた資料なのではないでしょうか?
無料で足湯を楽しめる箱の森プレイパークさん
箱の森プレイパークさんは広い園内に、楽しい乗り物からアスレティックから釣り堀に温泉まである親切な施設です。さらに、そのすべてがお得価格で提供されています。
さりげなく、おすすめな施設です。
塩原温泉天皇の間記念公園さん
天皇の間記念公園はかつて塩原温泉が栄えていた証明の建物です。皇族の方々が来られることにより、有名な文豪も訪れるようになりました。
それによってさらに塩原温泉は有名になり、多くの観光客が訪れるようになりました。まさに、塩原温泉の繁栄の中心だったエリアです。
塩原温泉の栄太楼さんはおいしい和菓子屋さんです。
塩原温泉のおいしい和菓子屋さんといえば、こちらのお店が有名です。どこにもないオリジナルな和菓子は、とても珍しく楽しくいただけました。とても研究熱心なお店なので、おすすめです。
アグリパル塩原道の駅はとりあえず行って見てください!
こちらの道の駅はベーカリーあり、和菓子あり、野菜ありなど様々な施設がある道の駅です。さらに、そばにはガスト塩原店もあります。とりあえず入ってから考えても間違いない施設です。
無料の足湯もあり、かなり穴場のカサマヤ本店さん
カサマヤさんはさりげなく穴場の足湯があります。タオルを持っていない時はカサマヤさんで販売しているので、購入されることをおすすめします。
またこちらの黒糖まんじゅうは美味しいので、食べながら足湯をするのも楽しかったです。
七つ岩吊橋と足湯はまさに癒しです。
竜化の滝を歩くとかなり疲れます。その後は、七ツ岩つり橋の脇にある足湯などはいかがでしょうか? かなりの癒し効果があります。そして、こちらの足湯はなんと無料なのです。
ただし、近くにタオルなどは販売していませんので、持参されるか、少し離れたコンビニなどで購入してみてください。我々はいつもタオル持参で来ています。
森林の駅もみじ谷大吊橋
塩原大吊橋は恋人たちの聖地といわれていますが、この日は雨のため恋人たちはいませんでした。近くには食事やお土産やさんもあり、一度、来てみて間違いない施設です。
グラグラ揺れるので、大吊橋はかなりの迫力があります。
可愛いマスコット犬がいる松泉堂本店さん
塩原の温泉まんじゅうで有名なのがこちらの松泉堂本店になります。いろいろなお土産店で販売しています。また、買い物をしているとマスコット犬がトコトコと奥から現れて来るので、わんわん好きには、二度楽しいお店になります。
塩原温泉一番奥にある和菓子屋といえば今井屋製菓店さんです。
塩原温泉の一番奥にある和菓子屋さんです。そのため駐車場が広く、車の人にとっては歩くことなく和菓子屋さんに行けてとても便利です。
塩原温泉であまり歩きたくない方、もしくは、歩き疲れた方は、車でさあーと行けますので、とても便利でおすすめのお店です。
爆裂火口噴煙からの白煙が見える新湯温泉神社
こんにちは、新湯伝太郎です。今回は奥塩原地区にある新湯温泉神社を紹介させていただきたいと思います。新湯温泉神社は、1175年元湯に温泉神社として創建されました。しかし、江戸時代の1659年になんと村は、大地震による山津波に壊滅状態になりました。頑張って復興しようとした矢先、日光大地震が起こり、村は残念ながら廃村になりました。1713年の江戸時代中期になり、元湯から新湯へと、ご神体と共に石段から鳥居まで人力で境内に移築されました。
新湯温泉神社に向けてスタートします。
案内が出ています。
温泉街を抜けた先にあります。
神社近くには、温泉街があります。
神社まで車で行くことも可能ですが、今回は徒歩で進みます。
神社近くには300円で入湯できる日帰り温泉もあります。
温泉になります。
温泉のこちらの利用時間は、5月から10月は、午前7時から午後6時です。
温泉神社に向けて坂道を登ります。
神社の入り口に到着しました。
神社の前を小川が流れています。
神社前からは、噴煙跡が見えます。もくもくと白煙を上げています。
神社の隣は草木も生えないエリアです。
神社前は塩原自然研究路になっています。え、これはかなり長いですね。
神社前にある自然研究路です。部分的には歩いたことがあります。
では、新湯温泉神社に向けて石段を登ります。
神社の隣のエリアは、有毒ガスにつき立ち入り禁止になっています。ちなみにこの立て札の前にいる時点で、硫黄の匂いで苦しいですね。
神社の石段を早く上がりたいと思います。ごほごほしそうです。
神社の石段です。かなりハードですね。
神社の前を小川が流れています。
神社の石段を登るその1
神社の石段を登るその2で、鳥居が見えてきました。
神社の鳥居を潜ります。
神社の境内は、まだです。こちらは自然研究路です。
神社の石段その3です。
神社の石段を登るその4で、境内に到着しました。
神社の境内です。なかなかのハードな石段でした。
神社の説明があります。
神社の境内から石段を見下ろします。
神社で参拝をしたいと思います。
神社の境内です。
神社の境内その2です。
神社の拝殿です。
神社で参拝します。
神社の説明が書かれています。こちらはよく読めます。
神社の灯篭ですね。
神社で参拝を終え、戻りました。
神社の隣の噴煙跡はけむけむな感じです。
神社の隣は白煙が上がっていました。
住所 〒329-2922 栃木県那須塩原市湯本塩原3
感想
新湯温泉神社は、1175年に創立され、その後、江戸時代に移築されました。この神社の歴史は、まさに災害があったことを現在に教えてくれる神社です。山津波は怖いですね。
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